自分がしてもらったように、
ひとりひとりに寄り添った教育をしていきたい。
good spoonルミネ新宿店
調理社員 / 25歳
函館短期大学 食物栄養学科 卒業
2022年
現在に至る
2021年
good spoon新宿ルミネ店への業態変更を経験
レ・アミーケ新宿店へ異動
2020年
入社
「丸の内ワイン倶楽部」に調理担当として配属される

ご自身の就活を振り返り、当社に入社を決めた決め手を教えてください。

実は3年半ほど違う会社で勤務していた経験があり、元々は経験者(中途)採用枠での応募だったのですが、年齢的に若いので新卒扱いで採用してもらいました。
前職はホテルで勤務していたのですが、ビュッフェスタイルだったので主にメイン料理やデザートを作るところを担当しており、早朝5:30に出勤し、忙しいと23時くらいまでの長時間勤務になることもあったため体力に限界を感じ、転職することに決めました。
サイトでは色々見ていながらも実際に面接を受けたのは3社でして、その中でダイナックグループに入社を決めた理由はいくつかあります。まずは業態が多く色々な経験が出来ると思った点です。以前はビュッフェスタイルだったため、大量調理や個々の盛り付けがそこまで勉強出来ませんでしたが、ダイナックなら和洋様々、高級な会食提供も学べると思い、決め手の一つとなりました。
次に、福利厚生がしっかりしている点。元々山形出身で、北海道の大学に行きそのまま就職したため、関東にも関西にも知り合いがいませんでした。そんな中一人暮らしするなら寮がある方が安心出来ると考えたんです。そして3つ目の理由につながるのですが、全く知り合いがいないということを人事担当の方がとても心配してくれて、親身になって話を聴いてくれたんですね。今後のことも考えてくれる優しさだったり、人の雰囲気がよかったということが、入社する決め手となりました。

現在の仕事内容を教えてください。

今働いている店舗は、明るい接客が出来、女性が活躍出来る、お客様と距離が近いお店だと思っています。
大体の仕事の流れとしては、まず出勤したら納品物があれば片付けをし、立ち上げの準備をします。そして大事なチーズを作る作業を始め、ランチタイムオープンするための仕込みや準備を行ない、いざランチが始まったら入ってきたオーダーをこなします。ランチタイムとディナータイムの間にクローズがないお店なので、順番に休憩をまわし、17時からのディナータイム営業にそなえます。
私が担当するポジションは、前菜、サラダ、パスタ、ピザ、チーズ作成…調理長不在時は手が足りないところへヘルプに入り、全てのポジションを担当することもあります。そして営業が落ち着いてきたら、発注業務を行ないます。

どんなお店作りをしたいですか?

調理長からは仕事を覚えるのはゆっくりで良いと言われていますが、自分自身が全て覚えていないと不安に感じてしまうのと、自分自身が知らないと他のパートナーさんに指導することも出来ないので、ずっと同じポジションを担当しているパートナーさんにやり方を教わりながら、一通り全て出来るようにしています。
教育方針としては調理長と共に、「特定の人がいなくてもお店をまわせる環境をつくりたい」と考えているので、いずれはスタッフ全員に教えていきたいと思っています。
「ここまで出来るようになったから、この子にはここまで教えて良いんじゃない?」というように一人一人を見て教育していくよう心掛けています。
そのためにも調理長とは、朝出勤してすぐのタイミングだったり仕事終わりに、少しの時間でも話をする機会をたくさん作ってもらっています。
自分自身の意見をしっかり伝えることが出来、それを反映してもらえていると日々感じています。

挫折した経験はありますか?

正直に言うと、辞めたいと思ったことはあります。今のお店の前の業態がレ・アミーケというお店だったのですが、異動してきて1ヶ月間だけレ・アミーケ、2ヶ月目からはグッドスプーンに業態変更するための研修期間、そしてその次の月に新業態としてオープンという怒涛のスケジュールでした。
前業態のレ・アミーケでは、1ヶ月間だけだから覚えなくて良いと言われたものの、毎日調理長がいるわけではないので、すぐに発注やレシピを覚えなければいけない状況に…
さらに、前業態はパスタとチーズがメインの店でしたが、今までパスタをそんなに作った経験がなく、スピード勝負だったのに「遅い」と何回もベテランのパートナーさんや調理長に怒られ、なかなか認めてもらえずしんどい思いをしました。
新業態としてオープンしてからも大変でした。自分以外の社員は、課長や各店の調理長たちが集まっていて、あとは新人のパートナーさんばかり。新しいことを覚えなきゃいけないというプレッシャーと共に、色々な方がいたので気疲れもありましたが、2~3週間で気持ちを切り替えました。
「しんどい、大変」から「楽しい」に変わったきっかけは、ホールのパートナーさんともキッチンのパートナーさんとも仲良くなって話せるようになったことが大きいです。人間関係が良くなって、自分で仕事を覚えて上手くこなせるようになったことが多くなり、楽しいと感じられるようになりました。
お客様がたくさん来てくださるようになり、みんなで連携しながらやるのが楽しく、チームワークが良くなったのが大きな変化でした。人間関係をしっかり築くことが出来れば、挫折しそうになった心も立ち直ることが出来ると学びました。

入社する人たちへのアドバイス

私は高校が調理の学校でしたが大学生時代のアルバイトでも調理経験はなく、ホテルに就職した時に初めて調理の仕事をしました。

教えてくれない先輩もいるかもしれないけど、自分で見て覚えたり、嫌な顔をされたとしても分からないことがあれば何回でも聞きに行く、諦めない姿勢が大事だと思います。

1つ覚えたら認めてもらえるようになるので、めげないこと。その中で出来ることを増やせばどんどん楽しくなります。そうやって自分のやり方を確立していけば、もっと楽しくなっていくんじゃないかなと思います。