ダイナック社が古河市から指定管理者として道の駅の運営を任せて頂いているので、道の駅こがの施設全般の運営が私の仕事です。パートナー（アルバイト）さんが80名くらい在籍してくれているのですが、皆さんのモチベーションを上げることが一番だと思うので、言われたことにすぐ応えるということを一番に考えています。

以前私が在籍していた新国立劇場というところは特殊で専門性の高いところでした。飲食しにいらっしゃるお客様と、お取引先として財団の方がいらっしゃるので2種類のお客様が常にいらっしゃいます。今の道の駅も、お店にいらっしゃるお客様と農家さんがいらっしゃるので、もちろんどちらのお客様に対しても良い関係性が築けるように気をつけていますね。

農家さんの登録は200軒くらいあって、常時出しているのは何十軒とか。商品をお預かりして委託販売をしているので、売上に対して何％を当社が頂くという形をとっています。

農家さんは十人十色で個性の強い方も多いのですが、話を聞く・自分から挨拶をするということが一番かな、と。元気良く「おはようございます」「今日の天気はどうですかね？」とか小さなことでも会話は続けています。

色々ありますが、皆でイベントを作り上げるという経験ですかね。

道の駅に配属されてからは農家さんと作り上げるイベントなども全て任せてもらえるので、農家さんがやりたいと仰ったらカラオケ大会もやりますし、何でもありです。そこで司会をやらせてもらったり、お祭りをやる時には古河市の方と協力して行なったり、じゃがいもを植えて収穫体験をやってみたり…出来ることの幅が広いので、やりがいは非常に感じています。アイディアを形にしていくのは大変ですが、色々な方の意見も聞きながら協力して作り上げていく、たくさんの方と密接に関わりながら仕事を達成していくことを学びました。

今後も「やってみなはれ」精神でやっていけたらなと思います。

発注のミスですね。前にいた新国立劇場での出来事です。公演ごとに発注をとり続けないといけなくて、サンドイッチ等の軽食を外注で頼んでいたのですが、ある日発注を忘れてしまって在庫が全くの0。チーフに頼み込んだり、当時の店長に謝ったり、まわりにも頭を下げて何とか他の物で代用して事なきを得たのですが、0はやってしまったなと。完全に焦りました。店長には、その時のサンドイッチのメニューとかも、お前に任せているんだから、と言ってもらって嬉しい反面、この時は情けなくて悔しくて…

実は、新国立劇場に配属された当初、入口から敷居が高かったので、自分には無理じゃないかなって思っていたので…（笑）やっぱりだめだったか、と落ち込みました。でも大きなミスを経験したからこそ、同じミスは繰り返さなくなりましたし、確認する癖がつきました。